大分・九州そして全国の日本酒、焼酎、ワイン、果実酒などを取り揃えています。

丸田酒舗
オンラインストアはこちら

こだわり・想いについて

代表 丸田 俊和のメッセージ

数ある酒屋から当店のホームページに足を運んでいただきありがとうございます。
丸田酒舗代表の丸田俊和です。

せっかくこのページを読まれているあなたに少し時間を頂戴しまして、
私の「仕事」に関する方針、考え方をこの場でお伝えさせていただければと思います。

「ひとまず」で継いだ仕事がいつしか生きがいに変わりました。

大学時代に父が他界し、母が一人でやっていた酒屋の手伝いを機に、この仕事を初めて35年となります。
当時はコンビニのようなスタイルで店舗の一角でお酒を販売しているという、現在の「酒の専門店」とはほど遠いスタイルからのスタートでした。

先輩の酒屋さんからの指導を受け、お客様先へ「御用聞き」へと回っていたところ、あるお客様からの「ありがとう」の声を頂戴し、心がほんわかとあたたかくなったことを今でも覚えています。
このことがキッカケとなり、仕事にも積極的に取り組みはじめました。父の他界を機にひとまずはじめた仕事が、「自分は生涯酒屋としてやっていく」という使命感を感じるまでになり、そのうち酒屋という仕事が生きがいへと変化していきました。

酒の専門店というスタイルに特化して10年ーー

「酒の専門店」というスタイルに業態特化してからまだ10年ほどではあります。しかし、人気の商品だけを扱うというスタイルではなく、自分達の足で蔵を訪ね、目・舌・耳で良いと思える品を吟味し、一品一品の魅力を丁寧にお客様にお伝えしていくというスタイルは開業当初からまったく変わっていません。

お酒は非常にデリケートなものであるため、品質の管理が非常に重要となります。管理の仕方ひとつで、同じ商品であっても、他店と当店では違う味わいの品物になっていくのです。

どちらが良いと言うわけではありませんが、当店で扱う商品が、今後お客様からご支持をいただけるように、日々勉強、努力、そして設備の充実を図り、当店でお酒を購入されるすべてのお客様からの信頼をいただけるようなお店づくりを目指していきたいと考えております。

お客様の明日の活力のため、蔵元に声をお届けするため

私たちが取り扱いをさせていただいております蔵は、大きくても小さくても一生懸命に酒造りをされている蔵です。

そのお酒を、少しでも品質の良い状態でご提供し、お客様が「おいしい」「明日も頑張ろう」というふうに感じていただければ、当店としてはこの上ない幸せです。
そしてまたその声を蔵元へ伝えていくことが、微力ながら「少しでも良い酒を造ろう」とする蔵を応援することになると考えております。

2016年10月 有限会社 MARUTA 代表取締役社長 丸田俊和

店長 丸田 晋也のメッセージ

酒屋を一生の仕事にしようと思ったキッカケ

正直なところ、家業である酒屋を継ごうとは、子供の時はまったく思っていませんでした(笑)
十代前半はダンスや演劇などの芸能活動に熱中していて、将来もエンターテイナーとしての道に進んでいくんだろうなぁと思っていたぐらいだったんです。

そんな中、転機が訪れたのは高校生になり、実家の酒屋の手伝いを行っていたときのことでした。
幼い頃から両親が朝から晩まで休みなく働いてきたのを見てきたせいか、酒屋の仕事というのは体力的ににすごく大変で、そのわりには単純作業が多いんだろうなと、勝手に思っていたんです。

ですが、実際にやってみると決まった作業をこなすだけではなく、お客様とお酒の話をしたり、おすすめの1本をお客様と一緒に考えたりと・・・思いの外、自分の知識を振り絞り、またお客様の反応を感じながら精一杯にこなしていかなければならない面が多くありました。この、自分で考えて行動していくという仕事に、非常にやりがいを感じたんです。

手伝いを通じながら、酒屋という職業の未来にすごく可能性を感じることができて、18歳のときに酒屋を継ぐという決意をしました。

「お酒」を通じて、ご縁を繋ぐ

この仕事を通じて、お客様に何を提供していきたいのか。そんなことを自問自答していくうちに、「お酒」を通じて、「生産者」「飲食店」「消費者」のご縁を繋ぐお手伝いをしたいという一つの本質的な答えにたどり着きました。

「生産者」とは、お酒を造る蔵元の人たちはもちろん、原料を栽培していただいている農家の方々。また瓶やラベル、資材など、その1本のお酒に関わっている全ての方々。「飲食店」とは、独自の感性、こだわりを持ち、お酒や料理をお客様に提供することを生業とされている方々。「消費者」とは、実際にお酒をご購入くださり、ご自身で飲む方や贈答用としてお使いくださる方々。

「生産者」と「飲食店」「消費者」の架け橋となり、その1本のお酒に込められた想いやこだわり、また、実際に蔵元までお伺いしているからこそわかる、蔵の空気感や風景などを商品に“+α”して伝えていくことが、私たちが生涯を通じ取り組んでいかなければいけないことだと思っています。

目指しているのは「日本で一番 お客様に信頼される酒屋」

酒屋として・・・
売り上げや品揃えの数、店舗数などではなく、『あの酒屋に行けばいつも美味しいお酒と出会える。』
そう言っていただけるお店づくりを目指しています。
これは、「良質なお酒を仕入れ、しっかりと品質管理を行い、適正な価格で販売をする」という酒屋としてあたりまえのことをあたりまえに行い、お酒をいつも飲まれている方、これからお酒と出会う方、またお酒を飲まない方にも理解できるような丁寧な接客を行ってくことが大切だと考えています。

また、相性の良い料理、提供の方法やベストな温度帯、注ぎ方やサーブの方法などを「飲食店」や「消費者」にしっかりと伝え、反対に「飲食店」からのご意見や、実際に飲んでいただいた「消費者」の方々からの反応や感想を「生産者」へと伝えていくことが私たちの役目であり、「お酒」の新たな価値の創造につながると考えています。

若い世代にこそ、お酒の楽しみ方を伝えたい

実は、個人的に最も力を入れて、取り組んで行きたいと考えていることがあります。それは、これからお酒と出会う若い人たちに、お酒の素晴らしさを伝えていくということ。若い世代というのは、お酒に対する悪いイメージも無いけれど、お酒の楽しみ方や面白さも知らない人が非常に多いというのが現状なんです。

お酒はなくても生活はしていけるので、これは別に悪いことではありません。それでも、お酒の本来の魅力や楽しみ方を知っているだけで、少し人生が豊かになるのではないかと日々思っています。
お酒の楽しい飲み方やマナーというものは、これまでは人生の先輩方が教えてくれていたことでしょう。しかし、時代の流れによって徐々に「飲む機会」が減少し、昔のように盛んに先輩や上司とお酒を飲みに行く機会が少なくなってきたと言われています。そのために、良くも悪くもお酒のことを知らない若い人たちが増えて来ました。

ぜひ、若い人たちにもお酒の良さ、魅力を知ってもらいたい。「お酒の良さ」を伝えてこられた先輩方に代わり、お酒の最高の楽しみ方を、私達、酒屋が伝えていきたいと思っています。
このページを最後まで読んでいただきありがとうございます。

2016年10月 有限会社 MARUTA 店長 丸田晋也
オンラインストアはこちら FAX注文用紙

Twitter
ラッピング承ります
蔵元インタビュー
お客様インタビュー 浜嶋酒造様 お客様インタビュー 藤居醸造様 お客様インタビュー 菜々人様
飲食店さまへ スタッフブログ 2代目ブログ